ネクタイの洗い方
ネクタイがご家庭で洗えることをご存知の方はそれほど多くありません。
外国では「ネクタイは使い捨て、色落ちは当たり前」と考えられています。日本でも同じく「ネクタイは洗わないもの」という考えから、洗濯表示も付いていません。
しかし、ネクタイはサラリーマンにとって日々の必需品。手垢、食べこぼし、タバコのヤニなど、生活の中で汚れる原因は多々あります。
やはり洗わないと不衛生ですし、使い捨て感覚で買い換えるのも不経済といえます。
そこで、当社新発売の「ネクタイ洗いセット」とドライドライ洗剤 ドライの素 S<スペシャル>・風合回復剤 ドライ素 D<デラックス>を使った「ネクタイの洗い方」についてご紹介いたします。
洗面器、またはタブで簡単に洗えます。ぜひ、一度お試しください。
洗う前に「色落ちテスト」をする
ネクタイには「色落ちするもの」と「色落ちしないもの」があります。
ネクタイを洗う前にまず色落ちテストを行い、どちらのタイプか調べてください。
目立たない個所に洗浄液をつけ、白い布で包んで手揉みすると色落ちの有無がわかります。
ちなみに、紺・赤・茶・黒の生地に白など薄い色模様を織り込んだもの、捺染・プリントしたもので色落ちするタイプのネクタイは洗えませんので、ご注意ください。
シミや手垢のついた部分を手揉みする |
ネクタイにシミや手垢が付いている場合は、必ず洗濯前に落としておきましょう。 |
シミや手垢のついた部分にS<スペシャル>を塗る |
ネクタイのシミや手垢を短時間の浸け置きで綺麗に落とすために、汚れの部分にS<スペシャル>原液を塗ります。 |
カット綿に水を含ませ、シミに優しくパッティング |
シミが綺麗に落ちるまでネクタイにドライ洗剤 ドライの素 S<スペシャル>を十分浸透させ、水を含ませたカット綿でシミの部分を優しくパッティングします。 |
ネクタイを畳んでネットに入れる |
シミが落ちたら、ネクタイを三つ折りに畳んでネットに入れます。 |
洗浄液をつくる |
洗面器に約3Lの水を入れ、ドライ洗剤 ドライの素 S<スペシャル>を2g混ぜ合わせ、洗浄液を作ります。 |
すすぐ |
浸け置きが完了したら、すすぎに移ります。 |
仕上げ加工 |
すすぎ終わったら、仕上げ加工に入ります。 |
脱水・タオルドライ |
仕上げ加工を施したあとは、タオルを使った脱水を行います。 |
ネクタイキーパーを差し込む |
ネクタイの剣先から「ネクタイキーパー」を差し込み、形を整えていきます。 |
干す〜ネクタイピンチ |
ネクタイの両サイドの折り目とネクタイキーパーをきちんと合わせ形を整えた後、結び目の部分をネクタイピンチで止めて干してください。 |
アイロン仕上げ |
乾いた状態のままでも十分綺麗ですが、より美しく仕上げたい場合はアイロンをあてるのがよいでしょう。 |
注意事項
次のようなネクタイは洗えませんのでご注意ください。必ず洗濯前にご確認いただきますよう、お願いします。
- 色落ちのひどいネクタイ(特に外国製のもの)
- 芯に不織布を使用したもの
- エンボス、クレープ、ちりめんなど特殊加工したもの
- 手書き模様のあるもの
など